「プログラミングスクール卒業生は期待ハズレなので今後の採用はしません」
あまり大っぴらにはできませんが、以前IT業界の知り合いがこんなことを言っていました。
スクールの受講を検討している人にとっては衝撃ですよね。
さらに冒頭の発言の理由を聞くと、
「想定していたほど技術力がなかった」
「卒業生のポートフォリオが毎回同じで、
コードも代わり映えしないので、本人の実力を測ることができない」
「転職がゴールになっていて、転職後に技術を磨くことをせず、全然成長しない」
という答えが返ってきました。
もちろんプログラミングスクールの卒業生の
全員が上記に当てはまる訳ではありません。
自主的にポートフォリオを作成したり、
転職後も技術を磨くのに余念がない人もいます。
そういった人達は当然、転職後もエンジニアとして活躍しています。
この記事では、テックキャンプでエンジニア転職に成功した卒業生の事例から分かった共通点と成功法則、成功法則を実践する具体的な方法を解説します。
先に結論からいきましょう。
次の項目以降で詳しく解説していきます。
テックキャンプの卒業生の実例を知りたい人
少しでも良い企業に就職する方法を知りたい人
文系大卒・未経験でIT業界に入りエンジニアとして活躍、現在はAI系のベンチャーで勤務。
インフラからフロントまで幅広くカバーするフルスタックエンジニア。
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目次
テックキャンプ卒業生の事例で分かった共通点と転職成功法則
エンジニア転職に成功したテックキャンプ卒業生の中から3つ事例を紹介します。
経歴やバックグラウンドはバラバラですが、成功の要因は共通しているものがあります。
事例1 圧倒的学習量と独自のポートフォリオで内定獲得
この方は理系の国立大学出身で、テックキャンプ受講前は大手合成繊維メーカーにて炭素繊維の生産技術を担当されていました。
テックキャンプ(旧テックエキスパート)受講後、株式会社ニューズピックスに内定し活躍されています。
成功要因1 圧倒的な学習量
ーー受講中はどのように学習に取り組んでいたのですか?
誰よりも長い時間勉強をしていたと思います。TECH::EXPERTは朝の11時から教室が利用できるのですが、朝の8時には教室近くのカフェでプログラミングの勉強をしていました。もっと勉強したかったんです。教室を出るのも毎日23時を過ぎていたので、1日15時間はプログラミング学習に当てていた事になります。
未経験からNewsPicksのエンジニアへ転職するまでの3ヶ月 ※TECH::EXPERTはテックキャンプ エンジニア転職の旧名
1日15時間のプログラミング学習は凄いですね。
この方は努力というより楽しんでプログラミングをしていたので、長時間でも学習に取り組めたようです。
成功要因2 独自のポートフォリオ
ーーユニークな卒業課題を作成されたと伺いました
はい。NewsPicksのクローンを作成しました笑。勿論、そのままコピーしたものを作ったのではなく既存のサービスに加え自分が必要だと思った機能を付け加えたオリジナルのNewsPicksです。
ーーどの様な機能を付け加えたのですか
実装したのは人工知能を導入してニュースのカテゴリー分けを自動化する機能や、Amazon APIを利用して、ユーザーが読んでいる記事に合わせた書籍をレコメンドする機能などです。完成したクローンのNewsPicksは、実際の面接時には最終課題を見せて、「この機能は絶対あった方が良いです!」と人事の方やエンジニアの方にプレゼンしました。このプレゼンはNewsPicksを想う気持ちを伝える事にも役立ったと思っています。
未経験からNewsPicksのエンジニアへ転職するまでの3ヶ月
志望する企業のサービスのクローンをポートフォリオとして制作するのはいいアイデアですね。
さらに凄いのは独自に新しい機能を追加した点でしょう。
企業側からすれば、熱意が伝わるうえ、採用後もどんな活躍をしてくれるかイメージも湧きやすくなります。
こういった人はどんな企業でも採用されます。
事例2 どんな経歴でもエンジニアになれる
2人目の方は、元プロミュージシャンという経歴からエンジニアに転職されました。
株式会社フクロウラボに転職され活躍されています。
どんな経歴からでもエンジニア転職を目指せるのがテックキャンプの特徴です。
成功要因1 1日10時間の学習量
――どのような出来事を通じ、自分はエンジニアに向いていると手ごたえを得られましたか?
同じ時期にプログラミング学習を始めた受講生に比べ、僕はカリキュラムの進みが早かったんです。それが自信になりました。受講期間中は1日10時間くらい勉強していたのですが、学習が純粋に楽しくて、疲れなかったというのも大きいです。自分を高めるため、質の高い努力をどれだけ続けられるかというのはとても大事なことです。受講を進めるうちに、自分は努力をプログラミングという分野で続けられると確信を得られました。
実力派バンドからの脱退、ドラマーが歩む第2のキャリア。彼は何故エンジニアになったのか
プログラミング学習の良いところは、学校の勉強と違い、10時間の学習でも楽しいと思えるところ。
夢中になればなるほど、上達も早いです。
成功要因2 課題のブラッシュアップで差別化
ラストに、最終課題として既存サービスのクローンサイトを作ります。僕の場合はAmazonを制作しました。僕の場合、テックキャンプで3か月間学習を積んでいたこともあって、基礎学習期間のラストに受けるテストに初日で合格しました。チャットアプリケーションの制作も1週間ほどで終わったので、残り1ヵ月半強は最終課題の完成度アップに費やしました。朝1番に教室に到着し、1番遅くに教室に出るという毎日を過ごしていましたね。難しいエラーが発生した時には、1人で5時間悩み抜いたりもしました。どうしても自分では原因が分からず、メンター(講師)さんに質問したら15分で解決したりもして(笑)。メンターさんが近くにいるのは、心強かったです。課題が完成した時、メンターさんに「TECH::EXPERT史上、最も出来が良い」と褒めてもらったときはめちゃめちゃ嬉しかったですね。
実力派バンドからの脱退、ドラマーが歩む第2のキャリア。彼は何故エンジニアになったのか
現在のテックキャンプの最終課題は、「メルカリのクローンサイトの制作」となっています。
どの受講生も同じであれば、独自に工夫して少しでも差別化を図りたいところです。
事例3 30代でもエンジニア転職可能
3人目の方は、なんと35歳でエンジニア転職を成功させておられます。
30歳を超えると未経験からの転職は不利と言われるIT業界ですが、テックキャンプなら年齢に関係なく転職を目指せます。
もちろん、本人の努力が転職成功に導いたのは言うまでもありません。
成功要因
—受講中に心がけていたことはありますか?
意識していたのは、とにかくコミュニケーションをとることです。
自分から周りの受講生に話しかけに行って、たくさん知り合いを作りました。受講中に知り合った仲間とは今でも連絡をとるぐらい仲がよいです。—そうなんですね。なぜ、コミュニケーションを意識していたのですか?
過去にコミュニケーションが大切だと実感した経験があるからです。
20代の頃「ただ練習に没頭するバンド」と「練習だけでなく雑談もするバンド」の両方を掛け持っていました。すると不思議なことに、後者のほうが長く続いたんですよ。その経験から、些細なことでもいいからとにかく会話をして、関係性を作ることが大切だと気づきました。
プログラマーはPCに向ってひたすらプログラミングをすれば良いというイメージがありますが、
実はコミュニケーション能力も非常に重要です。
どの企業でも基本的にチームで仕事を進めていくので、
いくら技術力があっても協調性が無かったりコミュニケーションがとれないと、
評価されず、重要なことも任せてもらえません。
学習量が多い
ポートフォリオの作成や課題の改修で独自性を出す
受講生との交流で、コミュニケーションを重視する
企業が未経験者を採用するときに重視するポイント
エンジニア転職に成功した卒業生の共通点は分かったけど、企業が未経験のエンジニア志望者を採用するときの基準も気になりますよね。
採用担当者にアンケートした結果、下記の基準を重視して採用しているそうです。
未経験であれば、プログラミングスキルについてはそこまで重視しない傾向にあるようです。
半数以上が重視しているのが、「伸びしろがあるか」です。
伸びしろは主に、「好奇心があるか」、「行動力があるか」、「地頭がいいかどうか」で測るとのこと。
好奇心や行動力は、学習量や独自ポートフォリオでアピールできます。
地頭の良さは、物事を論理的に思考できるかが一つの指標になります。
面接では測れないので、適正試験などを実施するところもあります。
テックキャンプで転職に成功するための具体的な戦略
卒業生の事例と企業の採用基準を元にした、エンジニア転職に成功する具体的な戦略と方法を解説していきます。
10時間以上の学習量
独自ポートフォリオの制作
コミュニケーション力を鍛える
10時間以上の学習量
テックキャンプでは、1日の学習時間の目安として8時間以上を設定しています。
8時間と聞くと尻込みしそうですが、テックキャンプでは学習メンターやライフコーチなど学習をやり切れる環境、仕組みが整っているので、最後まで学習を継続することができます。
しかしもしより良い企業への就職を目指すなら、10時間以上の学習を目指しましょう。
長時間の学習を続けるために、受講前から短時間でもいいので学習の習慣をつけておくことをおすすめします。
プロゲートやPaizaラーニングなどを使って毎日30分でもいいので、学習する習慣をつけましょう
学習の習慣をつけてしまえば時間を増やすのもカンタンです。
また受講が始まってからもすんなりと課題を熟すことができ、ポートフォリオの制作に時間を使うこともできます。
受講が始まれば、ともかくプログラミング学習を最優先にするくらいの気持ちでいきましょう。
テレビや娯楽などは今だけ我慢です。転職してからにしておきましょう。
コツを掴むことができればプログラミングが楽しくなり、夢中になることができます。
独自ポートフォリオの制作
他のスクール生と差をつけるためにも力を入れておきたいのが、独自ポートフォリオの制作です。
どんなものでもいいので、作るようにしましょう。
技術的にどういった点を工夫したのか、どこが難しかったかなど、制作する上での気づきや解決するまでのプロセスは、企業側も聞きたいポイントです。
さらにできるのであれば、課題でつくったもに機能を追加するなど改良を加えるのもいいでしょう。
プラスαの努力を示すことができます。
コミュニケーション力を鍛える
エンジニアだったとしても会社で働く以上、社会人としてコミュニケーション能力は重視されます。
といってもコミュニケーション能力というのも抽象的で、何をすればいいのか分からないですよね。
おすすめなのは、同期の受講生と積極的にコミュニケーションをとることです。
エンジニア転職を目指している受講生同士であれば、話も合いやすく、お互いの良い刺激になるでしょう。
もちろん転職活動時のアピール材料にもなります。
また転職活動を進めていく上で、どんな質問をされたかなどを情報交換をすることもできます。
テックキャンプを受講する最大のメリットは、エンジニア転職を目指すという同じ思い持った受講生と関わることができることです。
積極的に交流を深めないともったいないですよ。
以上の戦略と方法を採れば、他の受講生に差をつけて、希望の企業に就職できる確率があがります。
ぜひ悔いのない10週間にしてください!
まとめ
当たり前ですが、エンジニアへの転職は、ゴールではなくスタートラインに立った状態です。
スタートラインに立てたことに満足してしまい、技術を磨くのを怠ると、その後のエンジニアとしての伸びや成長は期待できません。
むしろスタートラインに立ってから、どれだけ頑張れるかが重要です。
そういった意味では、テックキャンプで身につけた学習方法や習慣は、転職してからも役に立ちます。
まだ受講を迷っている人は、思い切って無料カウンセリングで相談をしてみてはどうでしょうか?
親切なカウンセラーが丁寧に説明をしてくれるうえ、質問にもきちんと答えてくれます。
あなたの悩みをきっと解決してくれますよ。
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平均10時間以上の圧倒的な学習量
独自のポートフォリオ制作し、実力を示す
同期の受講生と積極的にコミュニケーション